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ある日飲み会にて 【キレたうめやん ①】
その日の飲み会は、高校時代の友人Hが主催であった。
私が23歳のころのことである。

「最近デートしてる相手がいるんだけど、うめやんから見て『いい人』かどうか、ちょっと会って確かめて欲しいねん
という、友人Hのおノロケ気分を満足させる会でもあった。

友人Hは、彼らと合流するなり、そのお目当てくん(以下Dくん)の隣にべったりくっつき、何なら腕も組んじゃう勢いだった。
Dくんは、友人Hがみんなの前であまりにも馴れ馴れしいので若干引き気味だ。

はっはーん。

私のカンが働いた。

こりゃデートだけじゃなくて、カラダの関係もあるな・・・。

そんな私のいらぬ推察はともかく飲み会は始まった。

私はDくんが「いい人」なのかどうか、よく分からなかった。
彼は「いい人」かどうかは分からないが、彼は確実に困った人であった。
なんでか。
彼は、友人Hの親友である私に興味を持ったのである。

Dくんは最初、他の男の子とバカ話に興じる私を若干冷ややかな目で見ていた。
私はその視線に気が付いていたが、なんで初対面の男にそのような冷たい視線をもらわねばならないのか分からないので、知らぬふりをしていた。
私としては、友人HがDくんの横に座り、一生懸命に彼に話しかけているので、その二人の会話を邪魔しないためにも他の男性陣と話すしかなかったのだ。

Dくんの視線はますます冷ややかになり、とうとう私に向かってチクチク嫌味を言い始めた。

「初対面の男とよくそんなに仲良く話せるね。」
「けっこう、男慣れしてるんだ。」
「へー、そういう女なん。あきれるわー。」


言っておくが、私は男の人とすぐに仲良くなれるような器用な女では決してなく、同性の友人を作るのにも苦労するタイプだ。
さらに、そのとき確かに初対面の男性と楽しく会話をしていたのは間違いないが、私がガンガン喋っていたわけではなく、彼らの話の聞き役で、たまに質問に答えたり笑ったりする程度の参加ぶりで、彼らにベタベタ触ってセクハラを働いたり、お色気ムード全開だったわけでもないのだ。

私はキレた。

私はDくんの目を正面から睨みつけた。

「ちょっと!!さっきから何なん?私は初対面の人に『そういう女』呼ばわりされる覚えは全くないけどね!!あなたにそこまでイヤミな言い方される理由がさっぱり分からないし、かなり不愉快なんですけど、理由を分かるように説明してもらえます?!」

Dくんはひるんだ。
友人Hはオロオロしている。

気まずい空気が漂う。

「いったん店を出ようか。」
というDくんの友人に促されて、会計をすませ店の外へ出る。

私は自分の代金を支払い、そのまま最寄の駅に向かって歩き出す。
もう「この場に用ナシ!」という態度だ。

Dくんがすかさず追いかけてきた。
「ごめんな。ごめんな。さっき、ほんまに悪かった。俺が悪い。」
「何でああいう言い方したん?いくらなんでも失礼でしょ?」
「ごめん、うめやんのこと気に入ってもて。俺とは喋ってくれへんのに、他のヤツとばっかり楽しそうやから・・・。」
「はぁ?あんた(すでに「あんた」呼ばわり。)Hちゃんといい感じなんじゃないの?!」
「いや、ちがう・・・っていうか、そうなんやけど・・・。」

Dくんはモゴモゴと言葉を濁した。

よくは分からないが、Dくんは私を「軽い女」のように言ったのは、私が自分ではなく他の男性とばかり親しく話していたのに嫉妬したかららしい。

めんどくさいな。

私は心の中で渋面を作った。
これはかなり面倒くさい。
当時私には彼氏がいたので、(「飲み会の間はフリーってことにしといて」と友人Hに言われたので黙っていたのだが)そう言ってみた。
「あ、そうなんや。うん。わかった。ごめんな。」
彼は意外とあっさり引き下がった。

ホッとすると同時に、我慢して離れて私達の様子を見ていた友人Hが、彼と私の間にドーンと割り込んできた。
「何話てるん?!」
「さっきの仲直りしててん。な!」
「う?そうそう、仲直り。」

ちょっと不満げな友人Hをなだめつつ、「気分を変えてカラオケ行こう♪」ということになった。

私はもうDくんに対して怒る気持ちはなかったが、後で友人Hに「彼どうだった?」と聞かれたときに、いったいどう答えるべきかと悩んだ。
「彼は多分かなり単純な性格の男で、思い込みが激しいタイプ。かなり惚れっぽく、真剣交際するにはちょっと難ありなのでは・・・?」というのが私の見解だが、それをそのままDくんにメロメロになっている友人Hに伝えるのは勇気がいる。

うーむ、と唸っていると、トイレに行っていた友人Hが浮かぬ表情で戻ってきた。
浮かぬ表情というよりは、表情が全くないような感じだ。

「どうしたん?何かあった??」
「・・・、イヤ、今、見てはいけないものを見た気がする。」
友人Hはしきりに首をかしげている。
「な、何を・・・?」
私はイヤ~な予感がした。
「うん。トイレの前で、Dくんが、知らん女とキスしてた。

げ!!やっぱりね

クラクラした。
ほらね、あのタイプはちょっと目を離すとこれだよ。

「どうしよう、うめやん、Dくんが帰ってきたらどういう態度とったらいい?」
「うーん。向こうはこっちがキス現場見たこと気付いてるの?」
「うん!だって、トイレのまん前でしてたし。あたしそのままトイレ入ったしね!」
「!!・・・あーそう。キミもすごいヤツやな(--;」
そう言っているうちにドアの前でチラチラDくんの影が。
「あーほらほら、向こうも気まずくて入れないみたいねぇ。」
友人Hに「何とかして」と促されて、私はしぶしぶ席を立つ。

ドアを開けると隅っこでDくんがしゃがみこんで頭を抱ている。
「トイレの前でちゅーしたらあかんでぇ。(--;」
そう言って軽くDくんの靴を蹴ってみる。
するとDくんは泣き出した!

高校時代に付き合っていた彼女のことが未だに忘れられずに、新しい恋ができない。友人Hのことも好きになれるかと思ってデートしたりしてみたが、恋愛感情がわかない。うめやんを見た時「この子なら」とピーンときたけど、彼氏がいると言うし、なんかやけっぱちになって、気が付いたら知らない子とキスしていた。

・・・って、おい!言ってることが分かるようで

さっぱり分からんがな!!

ぜんっぜん理由になってないし!
この自分の人生をドラマチックに飾り立てたような考え方、さては

「B型でしょ?!」
「そうだけど。」

やっぱりね、と私は思った。



②につづく




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テーマ:ある日飲み会にて - ジャンル:恋愛

【2007/08/17 22:50 】
ある日飲み会にて | コメント(2) | トラックバック(0)
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コメント
うめやんさん こんにちはe-251

うわっ、私の友達の元カレに似てる…。
その人の場合は単なる女癖が悪い男でしたが、この男性も何やらニオイますな(笑)
この手の男は絶対に彼氏にしなくないなぁ。
続きをお待ちしておりますe-78
【2007/08/18 18:22】
| URL | 朱雀 #-[ 編集] |
***************************
朱雀さん、コンバンハ!
この人も癖のある人でしたねー。
あ、ニオイます?やっぱり(笑)
それにしても過去に出会ったあの人やこの人のことをブログに紹介するたびに、世の中にはいろんな男の人がいるよなぁ・・・、と感慨深く思い出されます。
そして私も若かったな・・・と。
【2007/08/18 22:22】
| URL | うめやん #r.Ra6CSg[ 編集] |
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