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ある日飲み会にて 【花嫁志願奮闘記 ③】
②のつづき


それから2ヶ月ほど、飲み会のお誘いが遠のいていた。
親会社へのお使いも、最近は男性社員が行っていた。

「みんなどうしてるんだろうねぇ?」
「忙しそうですしねぇ。」

私達は相変わらずのん気だった。

そんなある日、久しぶりに“お使い”に行った先輩②が情報を仕入れてきた。

「ちょっと!アメリカに出張行ってたCくん、実は出張前に彼女できてたらしいで!しかも、ヤツも結婚決めたって!」
「ええっ?!」
「また急やな!!」
「それだけじゃないねん!、Bくんもセレブ彼女と結婚するって。」
「!!」
「・・・うそーん・・・(@@;)」

続け様に慶事である。
悦ばしい、・・・悦ばしいが・・・。

先輩②は続けた。
「ちなみにAくんって、自分で言うのもナンやけど、私に興味持ってそうやったやん?でも、毎週合コンで、毎週お持ち帰りらしい・・・。」
「・・・」
「・・・」

Aくんについては、実は私は他にも情報を知っていた。
たまたま地元の友達とお茶をした際に、聞いたのだが・・・、友達が参加した合コンにも来ていたらしい。
彼女は彼のことが気に入って、メールアドレスをゲットし、デートに誘うことに成功したのだが、そのデートで彼に、「尊敬する人は誰?」とか「将来の目標は何?」とか、難しい質問をいろいろされ、何一つ答えられずに撃沈したらしいのだ。
会社名・部署名・氏名・年齢・趣味等が合致したので、Aくん本人であることは間違いない。
「そのデートまでは毎日メールが来てたのに、デートの後『楽しかったです。またデートしてください』ってメールを送っても返信なくて、その後メールが途絶えたねん。」
彼女は肩を落とした。

なんて失礼なヤツ・・・!
ええ、私は女の味方ですから。

さすがに先輩②には言えなかったが・・・。


私は思った。

一番最初の飲み会の時点で、私達は彼らの恋愛圏外だったのだと。

私達は、あくまで下請け会社の飲み仲間であって、ハナから恋人だの結婚だのの対象としては見られていなかったのじゃないだろうか。

それに加え、趣味パチンコとか、タバコぷかぷか・・・とか、マズかったねぇ!

彼らが選んだ女性達は、ヨットが趣味だったり、お料理教室に通っていたり、茶道や華道ができたりするような、正統派お嬢だったのだ。

飲み会の席では下ネタOKの先輩①と②とは、世界観が違っている。
(私は基本下ネタNGのタイプだが、お嬢とは程遠いしな)


私達はすごすご引き下がるしかなかった。

女性陣は、結婚のお祝い金を毎回包んだが、残念ながら回収できる見込みはないのだった。

一度、彼らと彼らの嫁・婚約者・彼女を含んでの飲み会のお誘いがあったが、そんな怖ろし気な会に参加する勇気がある者は1人もいなかった。

その後、彼らとの飲み会が開催されることはなかった。


おわり



ちなみに、私はその会社は転職してしまったが、先輩①と②は元気にお勤めしている。
先輩①の恋愛事情ははよく知らないが、②とはたまにお茶する仲で、彼女はこの度、結婚が決まったらしい。(親会社ではないが、彼女いわく、「一時期音信不通になっていた、腐れ縁の彼」とのこと。)
とにかく幸せそうである。

おめでとう!!
心よりお祝い申し上げます!!



【あとがき】

私の尊敬する小説家がエッセイで書いていた。(以下要約)

恋人が欲しいなら、ただ漫然と「欲しい」と思うだけではダメである。
本当に心から欲しいと思わなければならない。
それも、もっと具体的に、「どの男」が欲しいのか、明確でなければならない。
生半可な気持ちでは、いつまでたっても恋人など手に入らない。
選ばれるのをじっと待っているだけで満足できないのなら、自分から手を伸ばして、欲しいものを掴み取りに行かなければならない。
そのためには、つまらない見栄は捨てなければならないだろう。
周りの同性に「あの人、あの男を狙ってるのね」と思われるのが気になる程度では、しょせん本気じゃないということ。
「あなたと付き合ってあげてもいいわよ。別に私はどっちでもいいんだけど・・・。」とでも言いたげな、自己防衛丸出しの温度の低いアプローチほど、相手に対して失礼なものはない。
私達が思うより、男性は敏感で頭がいい。
自分に対して相手の気持ちが本気かどうかくらいは、すぐ嗅ぎ分ける。
必要なのは、相手に対して、惚れて惚れて、惚れぬく、その気持ちである。
必死のアプローチをしろという訳ではない。それは見苦しいだけだ。
「情熱的なアプローチ」をすること。
それが大事なのだ。
情熱的なアプローチをしたいと思うような相手に出会いなさい。
その時、手放しに恋に落ちる覚悟と心の柔軟さを持っていなさい。


飲み会に参加しては撃沈を繰り返していた先輩と私達に必要だったのは、説明しにくいけど、こういうことだったんじゃないかなぁ・・・と、ふと思ったので紹介してみました。




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テーマ:ある日飲み会にて - ジャンル:恋愛

【2007/12/05 22:46 】
ある日飲み会にて | コメント(7)
<<いっそバレた方が楽なんじゃん?? | ホーム | ある日飲み会にて 【花嫁志願奮闘記 ②】>>
コメント
おはようございます。
こんな時間まで起きてるバカな私です。

やっぱり、出会いって最初が肝心!なんでしょうかね。
でも、自分をさらけ出せる相手の方がいいですよね。

このエッセイ、どなたが書かれてるんでしょうか?
私も読んでみたいです。
私、小説は苦手なんですが、エッセイは大好きで。
でも、エッセイって合う・合わないがあるじゃないですか。

「情熱的なアプローチ」ですか。
難しいです・・・。
【2007/12/06 05:46】
| URL | Yuka #-[ 編集] |
あんまし 長続きしない恋ばかりしてきたから
ついつい臆病に・・・・w

終わる事をおそれて 前に進めない
よい例かも~www
【2007/12/06 05:59】
| URL | ヨヨ子 #-[ 編集] |
学生の頃と社会人とでは合コンも微妙に変わってきますからねえ..
年をとるにつれて腹の探り合いみたいな???
俺の場合はまあ、普通に呑みを楽しんでますけどね...
まあ、下請けだから眼中に無いってことはないと思いますけど、まあ運が悪かったてことで...
しかし初デートで、「尊敬する人は誰?」とか「将来の目標は何?」とはそれも凄いっすねえ...
最後の小説家が誰か気になります、誰だろう...
女性ってことが分かるくらいです...


【2007/12/06 21:38】
| URL | ミュジニー #-[ 編集] |
***************************
Yukaさん

遅くまで・・・ってか、朝じゃないですか~!
お仕事お休みだったんですか?
ほんと、出会いは最初が肝心ですよね。
最初の印象って、ずっとひきずっちゃいます!
この小説家は、森瑤子さんという方です。
エッセイ含め100冊以上の本を書いておられますが、上で紹介したのは、エッセイをそのまま抜き出したのではなくて、記憶を辿って書いたので(調べるのがめんどくさくて^^;)沢山読んだエッセイの文章がはっきりいって完全に混じってます!
彼女は、すでに1993年に亡くなっておられますが、当時「女の子」が終わると「おばさん」になるしかないと思い込んでいた日本人女性に「大人の女」という分野を持ち込んで希望を与えた一陣の中の1人だと言われています。
いわゆる“道ならぬ恋”のお話が多いのですが、短編も多く読みやすいです。
はっきりいって、好き嫌いが分かれる作家さんですが、私は好きで、けっこう集めてました。
もう、あんまり書店には並んでなくて、手に入りにくいかもしれないです。
今では見かけない、オシャレな文章です。

あっ、語りすぎ(^^;
***************************
ヨヨ子さん

>終わる事をおそれて 前に進めない
   ↑
これね。ほんとそうよね。
始まったものは、いつか終わると言う宿命は逃れようがないですが・・・。
「突然の別れ」にしろ「年を取ってからの死別」にしろ、始まったら終わりに向かって進むしかないわけで・・・。
そんなわけで私もプラトニックな片思いをしがちなのさ。(マジ)
***************************
ミュジニーさん

おっしゃる通り、社会人になってからの合コンは、学生時代とちがって、帰りしなに「世知辛い世の中よのぉ・・・」とつぶやかずにはおられないような、切ない気分になるものも多くございましてね。
合コン疲れをすることもままありました。
ただ盛り上がる、友達同士の飲み会はぜんぜん気楽で楽しいんですがね。
こと、お相手探しとなると、学生時代に比べて男女とも見る目が非常に厳しくなっちゃって。
かくいう私も、自分の見る目の厳しさに、割れながら疲労する始末。
あ、小説家ですが、森瑤子さんという方です。
男の人向けでは決してないなぁ。
男の人が読んだら、冷や汗が出て、気分が悪くなるかもしれない文章を書く人です。
2つ上の、Yukaさんのところで熱く語ってますが・・・、大人な女性を書かせたら、右に出るものはいない(と勝手にわたしは盲信している)方であります。
【2007/12/06 22:59】
| URL | うめやん #r.Ra6CSg[ 編集] |
なぜかわかりませんが、急に読めるようになりました(~_~;)それにしても、男性というかプライドの高い人ほど相手にいろいろなことを求めるような。。私が医者の元彼と付き合ってたとき、いろいろなことを求められてきつく感じたことがありました。
今は本当に別れてよかったと思います。
彼は『料理ができるから』『お花をしてるから』『着付けができるから』という付属的なものしかみてくれなかったから^_^;

しかしAくんってすごいですね。うめやんさんのお友達が毒牙にかからなくて良かった(^0^)/
【2007/12/06 23:21】
| URL | 野いちご #-[ 編集] |
あ~やっぱり...
何冊か本持ってますよ...
【2007/12/07 22:50】
| URL | ミュジニー #-[ 編集] |
***************************
野いちごさん

お~、お華や着付けができるとは、彼氏も自慢したくなる気持ちわかりますなぁ。
けど、そこばっかり見られるのも、ちょっとね・・・。
もっと、エモーショナルに恋をしてもらいたい気持ちになるのは分かります。
Aくんはねぇ、確かに自分を持った素敵な方だっただけに、そういう質問がでちゃったのかも・・・ですが、なんか、味気ないですよね。
***************************
ミュジニーさん

本持ってらっしゃるんですね!
男の人でも読むんだぁ!
ちょっとびっくりです☆
【2007/12/10 00:08】
| URL | うめやん #r.Ra6CSg[ 編集] |
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