スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】
スポンサー広告
ある日飲み会にて 【花嫁志願奮闘記 ②】
①のつづき


その後私達は、定期的に飲み会が開けるくらいに仲良くなった。

これはひとえに、先輩①と②の努力のたまものであった。

忘年会、新年会や、誰かが長期の海外出張へ行く際には壮行会、日本へ戻ってくる際にはお帰り会など、いろいろな飲みの席に、私達は招待された。
私達は彼らと飲み仲間として交流を深めていった。

けれど、誰一人、恋愛関係になるものはなかった。

Aくんが先輩②を大変気に入っている・・・とか、Bくん先輩①が妙に仲がいい・・・などという、雰囲気的なものはあったが、男女とも誰かと二人で特別に遊びに行く様子もなかった。

「Aくんと遊びに行ったりしないんですか?」
「いや~、別に誘われんし、まぁ、年下で可愛いなとは思うけど、私からも誘うとこまでは気持ちが行かんし・・・。」

先輩②は言葉を濁した。
私は、先輩②が心の中では、Aくんの誘いを待っているのではないかと思った。

「誘ってくれるといいですねぇ。」
「・・・さぁ~どうかなぁ。ってか、誘われたらどうしよう。」
私達はあれこれ想像して「ぎゃふふ」と笑った。


ある時、この飲み会のメンバーで、バーベキューが開催された。
集合場所に行ってみると、いつもの男性陣といつもの女性陣に加え、もう1人女性がいた。

「あ、この人は、オレのヨット仲間。琵琶湖でよく会う他のチームの人なんだ。」
Bくんが紹介する。

「へぇ、どうも~。」

急に見慣れない女性が現れてややドギマギする常連女性陣たち・・・。

新しく参加した彼女は、30代半ばくらいの、セレブな感じの女性で、セクシーな人で、Bくんとは恋愛関係ではないようだが、「昨日も二人で飲んでて、今日バーベキューするからって誘ったんだよね♪」とのことで、非常に仲がよいようだ。

二人飲み・・・。

私達女性陣がなかなか越えなれなかった壁をいともあっさりと越え、二人飲みをやってのけたセレブ女。
ただの下請け会社の飲み仲間と、“趣味”というジャンルでの仲間では、親しさのレベルがはるかに違うのだ。
下請けの私達と親会社の男性陣の中には、そこはかとなく上下関係が存在する。
彼女とはスタート地点がまず違うのだった。

彼女は非常に社交的な人で、臆することなく私達に、急に参加することになったことを詫び、「仲良くしてください!」と明るく笑った。

「負けたな。」

私は悟った。

男の人について、女性が1人でイベントに参加するというのは非常に勇気のいることなのだ。
しかも、知らない女性の中に入らなければならないとなれば、プレッシャーは格別である。
そのプレッシャーをはねのけ(というかモノともせず)、1人で明るく乗り込んできた彼女。
私達がたじろく程の、人懐っこい笑みで大きな声で挨拶してきた彼女。
かたや、何回飲み会をしても、飲み仲間以上には仲良くなれず、妙なしり込みをし(女性陣同士のけん制もあり)、一対一で会うことも出来ないでいる私達・・・。

完敗ではないですか。

彼女は素敵な女性であった。
それに加え、どんな社交的な女性でも、ちょいとバーベキューに誘われたからって、知らない女性が多数参加するイベントだと知れば、普通断るであろうところを、あえて1人で果敢に参加してきたところを見ると、彼女の覚悟が知れようというものだ。

きっと彼女は彼が好きなのだ。

そして、あえてこの場に彼女を誘ったBくん。

そう、彼もきっと彼女を特別と思っているのだろう・・・。


その後、次々と男性陣の環境は変わっていった。

バーベーキューの1ヵ月後、アメリカに半年出張していたCくんが帰国したので、「お帰りなさい会」ということで、飲み会が行われた。
その場で、例のセレブな彼女とBくんが付き合いだしたことが判明した。

特に驚きはなかった。
こうなることはバーベキュー時点で予測できていた。

さらに、Dくんの結婚が決まったとの報告があった。

これは、さすがに驚いた。
何の前兆も無かったからだ。

「えっ、彼女いたっけ?」
「あ~、前もいたんだけど、その子じゃなくて、別な子なんだよねぇ。」

???前の子の話も知りませんが???

どうやら私達との最初の飲み会が開催された後、すぐに他の飲み会があり、彼女が出来ていたらしい。
しかし、またもやその後他の出会いがあって・・・。
「一時期カブってるんだよねぇ。どっちにしようかなと思ったけど、今の子が勝ったって感じで。」

勝ち負けかい!!

しかもまだ知り合って(付き合い始めて)3ヶ月・・・。
「早いよね・・・?」
「そう?一応半年後が結婚式なんだけどね。」

写メで撮った彼女の写真を見せてもらった。
大変かわいらしい子だ。
「なんか、お嬢様って感じのよさ気な女の子だねぇ!」
「ま、彼女の父親が別の会社だけど同じ業種で、海外出張とかもあるらしくて、苦労とかも分かってくれるからさ、安心だよ。」

つまり、彼女の父親もエリートで安心・・・みたいな?
・・・ひとます、「おめでとう!」と乾杯したのだった。


③へつづく




ランキング参加してみました♪よろしければクリックください★

スポンサーサイト

テーマ:ある日飲み会にて - ジャンル:恋愛

【2007/12/04 17:05 】
ある日飲み会にて | コメント(3)
<<ある日飲み会にて 【花嫁志願奮闘記 ③】 | ホーム | ある日飲み会にて 【花嫁志願奮闘記 ①】>>
コメント
お見合いパーティー②のときと同じくみれませんでした。残念です(:_;)
【2007/12/04 23:50】
| URL | 野いちご #-[ 編集] |
折角バーベキューまでたどりついたのに…なんだよv-403って感じだねv-390
でもさ~ある意味最後の展開をきくかぎり 彼女たちから アプローチしたり デートにさそったりしなくよかったかもねv-392
彼女たちのが数倍ウワテってことでv-354
【2007/12/05 19:36】
| URL | きーまん #-[ 編集] |
***************************
野いちごさん

うーん、なぜ見えないのでしょう??(--;
申し訳ないです~。
原因が分からないので対処できなくて。。。
またパソコンから見る機会があれば、まとめてお読み下さい~(><)

***************************
きーまんさん

バーベキューまでは長い道のりだったのに、どうも上手くいかなかったのです・・・。
まず、私達からちゃんとアプローチをしてないのも原因ですが、確かにきーまんさんの言うとおり、アプローチしたところでむなしい結果に陥ったかもしれませぬ・・・。
うん、彼女達は上手です。
上手なうえに、私達とは覚悟が違うような、そんな気がしました。
先輩も私も「いい人いないかな~」「棚ボタないかな~」って浮ついてばっかでしたからねぇ(^^;
【2007/12/05 22:09】
| URL | うめやん #r.Ra6CSg[ 編集] |
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。